石川大記

2019年8月19日

深川市の路線価は下がり、倍率は大半が1.0になりました

先日7月1日に今年の路線価が公表されました。深川市で一番路線価が高いのは深川駅の駅前通り付近ですが、平成29年、平成30年と14,000円だった路線価が今年は13,000円になりました。

深川市で路線価が設定されているのは1条から7条の1番から11番だけです。それ以外の地域は倍率方式で、固定資産税評価額に一定の倍率を乗じて相続税評価額を算出します。

宅地の固定資産税評価額は公示地価の70%、相続税評価額は公示地価の80%とされています。80%を70%で割ると1.14なので、固定資産税評価額を1.1〜1.2倍すればおおよそ相続税評価額になります。このような理由から、倍率方式で固定資産税評価額に乗じる割合は通常は1.1〜1.2倍なのですが、今年の深川市は大半が1.0倍になってしまいました。固定資産税評価額と相続税評価額が同じになったというのは驚きです。